新潟県の上越にある春日山城へ行きました。
日本100名城に選ばれている上杉謙信のお城です。
標高180メールにある本丸を目指すハイキングルートなので
春日山とは言っても登山の装備なく気軽に散策できます。
案内図で赤線で記したのが今日のルートです。
春日山神社下にある駐車場からスタート。
駐車場はそこまで広くはないですが、
GW初日でも混雑していませんでした。
ここ以外にもいくつか駐車場があるので安心して停められます。
トイレ完備で無料で散策できる場所としては、
とてもよく整備されています。
まず、135段の階段がお出迎えです。
階段を登りきると色あざやかな花が咲いていました。
5月はいろいろな草花を楽しめるのでハイキングには最適です。
ベンチ可愛い。
まずは、春日山神社でお参りです。
東郷平八郎という日本海軍の軍人さんの書(最終階級は元帥海軍大将)
上杉謙信像側から春日山城本丸を目指します。
上杉謙信は「義」を重んじる武将のイメージです。
大河ドラマ「天地人」のイメージから
上杉謙信=阿部寛さんのイメージが強いです。
上杉謙信は、めっぽう酒好きで「脳卒中」で亡くなってしまったんですよね...
しかも厠(かわや)でふらふらと倒れてその四日後に亡くなるという不運。
上杉謙信48歳でした。
「敵に塩を贈る」の美談もある名将なのになぁ。
体調の自己管理ができてないところが残念でなりません。
ハイキングルートで出しは、整備されたアスファルトの道です。
新緑が綺麗。
それほどきつくない登り坂を登ると三の丸入口の手書き標識が現れます。
三の丸入口。
三の丸80メートル、二の丸200メートル、本丸330メートル
近すぎ。。。
あっという間に三の丸到着。
三の丸の上杉三郎邸跡
上杉三郎は、謙信の養子でのちに上杉景虎となり、上杉景勝(うえすぎかげかつ)と謙信が亡くなった後、家督争いをして敗れました。
大河ドラマ「天地人」では、
北村 一輝(きたむら かずき)さんが上杉景勝を演じていましたので
そのイメージが強く残っています。
三の丸から山側を見ると雪山の絶景。
本丸目指して歩く山道。
低山トレッキング好きには山道はたまりません。
整備されているので歩きやすい。
あっと言う間に、二の丸通過。
そして、本丸到着。
本丸から望む日本海。
この景色を、上杉謙信は見ていたんですね。
春日山城は、三の丸、二の丸、本丸が広く整備されているので
それぞれの場所で休憩しやすくなっています。
(三の丸、二の丸には日陰はありません)
私たちは、本丸でお弁当を広げてランチタイムとしました。
ベンチやイスの場所がとれたら(数が少ない)
ゆっくりお弁当タイムを楽しめるので、本丸でのお弁当タイムがお勧めです。
日陰があるので暑さもしのげます。
日本海を眺めての景色が最高です。
ゆっくりとランチと景色を楽しんだので、下山(という程ではないけど)です。
護摩堂、諏訪堂、毘沙門堂跡の石碑を通ります。
謙信の頃は、ここにそれぞれのお堂があったんですね。
大河ドラマ「天地人」の主役、
直江兼続(なおえかねつぐ)の屋敷跡。
「愛」の兜が有名な武将です。
妻夫木さんと常盤 貴子さんが夫婦役でした。
直江兼続との間のお子さんが、年の頃に次々と亡くなって最後は夫婦二人きりになってしまったのが、当時、とてつもなく切なく感じたシーンでした(涙)
春日山城の後には、上杉謙信のお墓がある「春日山林泉寺」へ。
春日山林泉寺から春日山城ハイキングルートがあるので、このルートもお勧めです。
歩くのが嫌な人には、シャトルバスもあります。
(入館料:大人500円、小・中学生250円)
入館料がかかると思ってなかったのでちょっとびっくりしました。
(しかも結構高っ)←心の声
謙信のお墓は、一般の方のお墓の中にあるので
普通に「お墓詣り」に来た、という感じがしてしまいました。
中には宝物館があり、謙信ゆかりの品を見学できました。
斬首した人のおくびを入れる樽が大小2つあり、衝撃的でした。
謙信好きは必見のお寺です。
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