京都3日目、8箇所目の拝観場所は
世界遺産 二条城です。
そして、最後の将軍 徳川慶喜が大政奉還をした歴史的舞台になったお城でもあります。
そんなすごい場所に足を踏み入れるなんて、興奮しますね。
本丸御殿はあいにく修繕中で入れませんが、
本命は二の丸御殿なので全然問題ありません。
二日間お世話になったホテル、ザ・ワンファイブ京都四条とはお別れです。
ザ・ワンファイブ京都四条から四条堀川バス停へ歩きます。
市バスで四条堀川バス停から5分、二条城前バス停で下車します。
（大人230円、子供120円也）
二条城入り口に、コインロッカーがあるのでまずは荷物を預けます。
（500円也）
入城料 二の丸御殿観覧料
（大人1,300円、中高生 400円、小学生 300円）
なかなかの拝観料ですが、世界遺産ですからね。
いざ入城です。東大手門から入ります。
さすが家康築城の唐門は、色鮮やかです。
日光東照宮の煌びやかさと似た華やかさで見ごたえあります。装飾の雰囲気が似てると思いました。
しばらく見入ります。
華やかな唐門をくぐり、いざ歴史の舞台二の丸御殿へ向かいます。
中はもちろん撮影できません。
広々とした廊下は、歩くと鶯の鳴くような音がします。
結構人が多かったので、常にキュッキュと音がなっている状態です。
「うぐいす張り」と言って侵入者を知らせるための装置？なのですが
よく出来てるなーと感心します。
遠侍 一の間・二の間・三の間にある猛虎な虎の絵がお出迎えしてくれます。
徳川の権力と強さを見せつけるには、まさにうってつけです。
自分が客人で、最初にこの部屋に通されて待たされていたら
待たされる時間が長いほど、猛虎の圧力に緊張がどんどん高まりそうな威圧感です。
15代将軍 徳川慶喜が大政奉還をした部屋には大名の人形が並んでいます。
上段にも人形があり、朝廷に政権を返す決断を報告してるかのシーンが再現されています。
徳川慶喜が直接大名に伝えることはなかったと何かで読んだので
上段にいるのは慶喜ではなく家臣のものだと思われます。
世界でも類を見ない、無血開城が行われた最初の報告の場であることにドキドキしました。
日本史を一通り習った子供たちも、教科書だけでなく実際の場に行くことで、何か感じてくれたら嬉しいです。
二条城は天守閣はなくても、私の中でのベスト1の迫力のあるお城です。
本当は二条城の後に、歩いて京都御所に行く予定にしていたのですが
大荷物を持って回る気力がなく、断念しました。
京都御所のこんなに近くに二条城を築城した、徳川家康はやっぱりすごいと感心しつつ
京都での最後の拝観地を後に、京都駅行きのバスに乗車しました。
（大人230円、子供120円也）
京都駅に向かうバスは結構混んでいました。
70代くらいの男性がバスの中が観光客で混んでいたために
予定のバス停で下車できずに、一つ先のバス停で降りることになってしまっていました。
生活のための足であるバスが、
いつも観光客で混雑していることを思うと、なんだか気の毒でした...
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