光る君への11話が放送されました。
10話・11話とまひろと道長の二人の恋愛の展開が早すぎて、家族で見るのにはちょっとドキドキしてしまいました。
光る君へが始まってから、忘れかけてる源氏物語のストーリーのおさらいに
大和和紀さんの漫画「あさきゆめみし」を全巻読み直しました。
更に、瀬戸内寂聴さんの「源氏に愛された女たち」というインタビュー形式の文庫本を本棚の奥から引っ張り出してきて、登場人物の姫君たちの性格や立場を復習しています。
この2つを読めば、源氏物語について大体は理解できると思います。
読みやすい(「あさきゆめみし」は漫画)のでおすすめです。
2月には京都旅行にも行きましたし、
どっぷり「大河ドラマ〜光る君へ」にハマってます(苦笑)
どうする家康が始まってから去年3月に日光に行ったので、大河ドラマの舞台めぐりが我が家の定番旅行になりそうで楽しみです。
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「光る君へ」11話までの藤原道長は猪突猛進に描かれていています。
「ちょっと一回落ち着こう」と言いたくなるくらい情熱的な若者ですが、これから政治手腕を発揮していく人だから、このくらいの熱さは必要なのかもしれません。
若い頃と政治家として活躍する時期の、人物の成長具合も楽しみです。
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光る君へは、ストーリーもさることながら映像がめちゃめちゃ綺麗です。
戦国時代や江戸時代がテーマの大河は、戦いや武士たちのシーンが多いので
煙っぽいというかモクモクしてる画が多い印象ですが、
光る君へは、画がキラキラしてます。
まひろと道長の二人の時にキラキラシーンになるので、まひろが父の藤原為時(ふじわらのためとき)と越前に行ってからは、道長と二人のシーンはどうなるのか、道長の出番が少なくなってしまうのではと、今からちょっと気がかりです。
20代前半の道長と17、18歳くらい?のまひろの純粋な恋のシーンは
アラフィフですが見ていてドキドキします。
お互いの手紙を指でなぞるところが、心残るシーン。
史実で100%ハッピーエンドがないのがわかっているから切ないのですね。
先週の10話で、まひろは別れを決意しているものとばかり思っていたので
11話で北の方(正妻)を求めたことにびっくりしてしまいました...
頭の良い女性といっても、まひろはまだ10代ですからね。
源氏物語でも最後まで光源氏の元で大切にされた
紫の上でも正式な北の方になれなかったし、
紫式部の北の方へのこだわりというか執着が見られたシーンかもしれません。
紫の上(むらさきのうえ)
紫上は、光源氏の長きに渡り愛した最愛の女性です。
光源氏の継母の藤壺(ふじつぼ)の姪にあたります。
藤壺に似ていることから幼い頃に光源氏に見初められ、彼の屋敷で理想の女性になるように育てられました。光源氏の正妻「葵上」(あおいのうえ)が亡くなった後は、14歳で正妻格となりました。ほぼ北の方の扱いですが紫上の上には高貴な後見人がいなかったので、のちに内親王である女三宮を光源氏が北の方に迎えてしまい、紫上は悲しみに明け暮れ生涯を閉じます。
紫式部の名前は、この紫の上からきています。
それにしても、まひろが道長の父である藤原兼家(ふじわらのかねいえ)に直談判するシーンのまひろの緊張感のある表情や藤原兼家を見上げた時の唾を飲み込む口元の動きはリアルでした。
藤原兼家(ふじわらのかねいえ)にはそれほどのオーラと威圧感があり、
それに屈するまひろを演じられていましたが、さすがです。
圧倒的な存在感のある人って、これまでそんなに出会った事はありませんが、私が20代の頃に1人いました。
私の場合は何か強いことを言われたわけではないのですが、久々に会って対面で話した時に手が震えてしまったことを覚えています。存在自体に威圧されるというか...
今では自分がその方の歳に近づきましたが、
私には醸しだす事のできない存在感とオーラの持ち主でした(女性です)
あともう少し道長とまひろの恋愛駆け引きパートが続いてほしいと願いながら、光る君へをドキドキしながら楽しんでいます。
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